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藤川宿高札場跡- from Instagram

2021.07.21

藤川宿高札場跡

画像の高札場跡は、あおう人形(本店)向かいにあります。

●上の立札
高札場跡は、藤川町と市場町との境にあり、明治21年新政府地積作成に当たり、本来3間4方あり、大きな高札場でありました。
加宿後、棒鼻は移動したと思われますが高札場はそのまま幕末を迎えたと思われる。ことに特異なことは地積公図を作るに当たり、藤川と市場との地境(境界線)設定につき地元両町にて高札場を2つに割、東海道も道路中央で鍵状に割った特異形状となっている。長年経過のうち代替え地等で民間地となり現存している。

●下の立札
「高札」とは、立て札ともいい、法度(はっと)、掟書(おきてがき)、犯罪人の罪状などを記し、交通の多い市場、辻などに掲げられた板札をいう。その目的は一般の人たちに法令を徹底させるためのものであった。

藤川宿の高札場はここの場所にあり、記録によると
「一、高札場 高(たかさ) 壱丈(いちじょう) 長さ 弐間半(にけんはん) 横 壱間 」
とあり、規模の大きい、広い場所であった。

ちなみに、当時掲示されていた高札は、八枚あったようで、大きいものは横23センチ、縦53センチもあり、もし当時あったものを八枚並べるとすれば、正面に横二面ずつ、四段に掲げて常時掲揚していたのであろうか。
現在保存されている高札は六枚あり、いずれも岡崎市文化財に指定され、内、三枚は資料館に掲示してある。
藤川宿まちづくり研究会

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