こんにちは、粟生人形店・工房2代目の粟生”藤真”穂洲です。
今日は、同業者の節句人形専門店より制作依頼されたお雛様の作品を紹介いたします。
専門店こだわりの世界で1つのおひな様です。
限定1作品で出会いのおひな様です。
関西方面の専門店の注文です。
ご希望の方は問い合わせください。
「桐竹鳳凰(柄) 日本の絹糸 千八織」
桐竹鳳凰文様
※格式の高い図柄です。
※最近では、令和の即位に天皇陛下がコウロセン(桐竹鳳凰文様)を着用されました。
天然素材 日本の絹糸で織り上げた反物
※画像の赤い判子がその印です。
※他判子は制作地です(日本製)
千八織
※反物、約36cmの間に1800本もの細い縦糸で制作された反物です。
唐織
※京都の伝統的な特徴のある織技法です。
お姫様の着物に仕立てました。
制作途中・お姫様の袖の部分になります。
振付をし、扇を持てるようなります。
実は、お殿様から生地文様(桐竹鳳凰文様)構成したトータルコーディネイトのお雛様です。
昔の雛人形にはあまり見かけない構成で殿・姫仲良く共柄となります。
制作途中のお殿さま
近年のおひな様の飾りはコンパクトになり
飾る場所での視点も変わりましたので
お姫様の後ろの裾も手の込んだ仕事がしてあります。
※1体のお人形の大きさは手のひらサイズです。
飾り方で間口・奥行は変わりますが
間口・約60cmから80cmぐらいです。
※飾り方とは
お雛様に誂える飾り台・屏風・雪洞・桜橘・小道具の大きさで飾るスペースがかわります。